質屋 Q&A

質屋のしくみ

質入れする(品物を預けてお金を借りる)

利息・利率について

預かり期間について

出質する(借入金と利息を支払い品物を持ち帰る)

質流れについて

質屋のしくみ

Q質屋とは何をするお店ですか?
Aお客様が持参した品物をお預かりして、それを担保にお金を貸すお店です。期限までに借りた元金とその利息を返済すれば、質屋がお預かりした品物はお客様に返却されます。そのシステムを「質預け(しちあずけ)」と言います。また、お客様の品物を買取り、商品として販売することも行っています。
Q消費者金融とどこが違うのですか?
A消費者金融は、収入や職業、資産、返済の実績などを審査し、その人の信用を担保にしてお金を貸します。それに対し、質屋はお客様が持参した品物を担保に融資するため、審査・信用調査などはありません。また、借り入れたお金を期限までに返済できなくても、催促や取り立てを行ったり、遅延損害金などを請求したりすることもありません。
Qリサイクルショップとどこが違うのですか?
Aリサイクルショップの業務はお客様から品物を買い取って販売するだけですが、質屋はそれに加え、お客様からお預かりした品物を担保にお金を融資する「質預け(しちあずけ)」も行っています。
Q預けた品物はどのように保管されるのですか?
Aセキュリティ万全の質蔵で保管されます。自治体の公安委員会による検査に合格し、耐震・耐火構造はもちろん、室温が一定に保たれた質蔵なので、宝飾品はもちろん、デリケートな着物や洋服なども安心して預けることができます。
Q質屋でお金を借りるには、本人にどのような条件が必要ですか?
A18歳以上の方で、担保になる品物をご持参になれる方なら、収入や職業などに関係なくどなたでも利用できます。
Q実際にどんな人が質屋を利用しているのですか?
AビジネスマンやOLはもちろん、学生、主婦、自営業の方など、職業や年齢、性別に関係なく、様々な方が利用しています。
Qお金を借りる主な目的は?
A生活費や事業資金が目的で借りる人もいれば、審査・信用調査がなく速やかにお金を借りられることから、冠婚葬祭などで急にお金が必要になって質屋に品物を持ち込む方も少なくありません。たとえば、「友だちと飲みに行くことになったけれど現金がない」「帰りの電車賃がなくなってしまった」などの理由で、その時に持っている腕時計などを預けてお金を借りる方もいます。
Q個人情報が漏れたりしませんか?
A質屋は個人情報保護法を遵守していますから、お客様の個人情報を外部に漏らすことはありません。
Q預けた品物がすり替えられたり、間違えられたりすることはありませんか?
Aお預かりした品物はすべて質物台帳とパソコンで管理し、質蔵でも個別の荷札を付けて万全に保管・管理するので、すり替えや間違いの心配はありません。
Qお金を貸すこと以外のサービスも行っていますか?
A不用になった品物を現金で買い取ることや、プロの厳しい目で選び抜いた買取商品や質流れの品物をリーズナブルな価格で販売することも行っています。中古品になりますが、必要に応じて修理や調整を行っていますし、保証が付いている場合もあるので安心して購入できます。

質入れする(品物を預けてお金を借りる)

Q質屋に品物を預けてお金を借りたい時、どうすれば良いですか?
A預けたい品物、いわゆる「質草(しちぐさ)」を直接お店に持ち込んでください。その場で査定を行い、現金でお貸しします。なお、質入れの際は、運転免許証など現住所を記載した身分を証明する書類が必要です。
Q持ち込んだ品物が担保になるわけで、本人の信用は関係ないはずなのに、どうして身分の証明が必要なのですか?
A18歳以上であることの確認と、質屋営業法という法律により本人確認が必要とされているからです。
Q査定からお金が借りられるまで、どのくらい時間がかかりますか?
A一般的には15分程度です。消費者金融に比べると大変短い時間でお金を借りることができるのも質屋の特長です。
Qいくら借りられるかは何を基準に決まるのですか?
A持ち込んでいただいた品物の買取相場(定価、デザイン、製造年、モデル、人気など)と、品物自体の評価(新品か中古品か、傷みなどの状態、付属品の有無など)で、お貸しできる金額が決まります。
Q提示された査定額に満足できない場合、質入れせずに品物を持ち帰ってもいいのですか?
Aお客様にご納得いただいたうえで契約に至りますので、査定額に満足いただけない場合はそのまま品物をお持ち帰りになって問題ありません。
Q品物の査定は有料ですか?
A無料です。もし査定額をご納得いただけず質入れに至らなかった場合も、手数料などはかかりませんからご安心ください。
Qどんな品物なら質入れすることができますか?
A多いものは、時計・ジュエリーなどの貴金属、バッグ・靴などのブランド品、着物・洋服などの衣料品、カメラやパソコンなどの電化製品、さらに楽器や絵画などですが、幅広い品物が対象になりますからまずは査定を受けてみてください。
Q壊れたものやブランド品ではないものも質入れできますか?
A物によっては質入れ可能ですから、査定を受けてみることをお勧めします。たとえば、破損した指輪でも、金やプラチナ、ダイヤモンドなど素材自体に価値がある場合も考えられます。
Q借りたい金額の希望をこちらから言うことはできますか?
A持ち込んだ品物の査定額の範囲なら、希望する金額をお客様のほうで決めることができます。査定額を上回る金額を希望する場合は、お店の人に相談してください。
Q質入れするのと買い取ってもらうのとではどちらが得ですか?
A通常は、質入れで借りられる金額よりも、買取りで得られる金額のほうが高くなるケースが多いです。ただし、買取では品物が手元に戻ることはありませんが、質入れなら借りたお金を返せば再び自分の手元に戻ります。ですから、一概にどちらが得かということは言えません。
Q品物を預けた時に渡される「質札(しちぶだ)」とは何ですか?
A質草の預かり証のようなもので、借りた金額、預けた点数、1ヶ月分の利息、期限日などが記載されています。
Q宅配便で質草を送って、借入金を銀行口座に振り込んでもらうことはできますか?
Aお客様の本人確認が必要なので、ご来店いただかないと質入れはできません。
Qすでに質入れをしているのですが、さらにほかの品物を質入れすることは可能ですか?
A質入れの品物の数に制限はありませんので、もちろん可能です。

利息・利率について

Q質入れした場合、利率はどれくらいですか?
A利率は質屋営業法という法律の範囲で決められており、最大月利9%となりますが、当社ではお客様に有利な利率で対応していますので詳しくはご相談ください。なお、借り入れの金額が大きいほど利率は下がるしくみとなっています。

300万円以上 1.2%
200万円以上 1.5%
50万円以上 2%
30万円以上 3%
30万円未満 4%
Q利息は日割りですか?
A日割りではなく、1ヶ月単位の計算となります。たとえば、2ヶ月目に1日でも入れば2か月分の利息がかかるので、何日に質入れしたかをおぼえておくと良いでしょう。
Q利率を下げる方法はありませんか?
A借入額が大きいほど利率が下がる可能性は高まるので、品物を複数点持ち込むことで査定額を上げ、借入額を増やして利率を下げる方法はあります。たとえば、借入額10万円が利率変更のボーダーラインだとしたら、9万5千円借りるよりも10万5千円借りたほうが利率は下がり、最終的に支払う利息も割安になるかもしれません。それもケースバイケースですので、預けることのできる品物を質屋に持参してお店の人に相談しましょう。
Q利息を減らす方法はありますか?
A期限よりも前に借入れた元金の一部を返済すれば、お店が再計算して、利息が減る可能性があります。元金が減れば利率が上がることもありますが、最終的に支払う利息は下がることも考えられますから、ゆとりができたらお店に相談してみましょう。
Q利息は毎月払わなくてはいけませんか?
A借入期限まで一度も支払わなくても大丈夫です。ただし、利息を支払うことで期限を延ばすこともできるので、ご自分の計画に合わせて支払っていくと良いでしょう。
Q利息の支払方法を教えてださい。
A質屋に来店のうえ現金で支払うのが原則です。契約時に渡された「質札(しちふだ)」を持参・提示すれば、本人ではなく代理人が支払うことも可能です。

預かり期間について

Qどのくらいの期間、お金を借りられますか?
A質預けの期間は3ヶ月で、最後の日を「流質期限(りゅうしちきげん)」と言います。
Q流質期限までに返済できなければどうなりますか?
A流質期限を1日でも過ぎると、「質流れ(しちながれ)」と言って、預けた商品の所有権がお客様から質屋に移り、商品として販売してしまうことになります。逆に言えば、質流れとなることによって品物は失いますが、本人の信用を落とすことなく借金をなくすことができます。
Q流質期限を延ばすことはできないのですか?
A「利上(りあげ)」と言って、利息だけを支払うことで期限を延ばすこともできます。全国質屋組合連合会では、流質期限の到来前に3ヶ月分の利息を支払うことで流質期限を3ヶ月延長できるというルールを取り決めていますが、当社ではお客様のご都合に合わせて柔軟に対応しています。
Q期限の延長は何回まで、あるいは何年までできますか?
A利上に回数制限や期限はありません。利息を払い続ければお客様の品物が質流れすることは半永久的にありませんからご安心ください。

出質する(借入金と利息を支払い品物を持ち帰る)

Qお品物を引き取りたい時はどうすればいいですか?
A預けた品物を出すことを「出質」(でしち・でひち・でびち)と言い、融資の元金と利息を支払えば品物を引き取ることができます。それまでお店が責任をもって品物を保管するので安心です。なお、出質の際は必ず本人が来店しなければならず、質札のほか本人確認の書類(運転免許証等)の提示が必要となります。
Qクレジットカードで借入金を支払うことは可能ですか?
A現金のご返済はもちろん、利息のお支払いも現金のみとなります。ご了承ください。
Q流質期限が迫るとお店が連絡してくれますか?
A質屋から流質期限の到来や質流れしたことをお客様に知らせることはありません。ご本人が質札に記載された流質期限を確認し、返済や利息の支払いを忘れないようする必要があります。一度質流れしてしまった品物は原則的に戻ってくることはないので、十分に注意しましょう。
Q返済が厳しくなったら、預けた品物を買取りにしてもらうことはできますか?
A途中で買取りに変更することは可能です。質入れ額より買取額のほうが一般的に割高ですし、レアな商品などは質入れの時より査定額が上がる場合もあります。買取りに変更した場合、買取額から質入れの元金・利息を差し引いた金額がお客様に支払われます。
Q複数の品物を質入れしている場合、一部だけ出質することはできますか?
A引き取りたい品物の元金とその利息を支払えば、一部のみを出質することも可能です。ただし、預けた品物の合計額で利率が決められているので、出質する品物、および引き続き預ける品物に対する利息が変更(引き上げ)となる場合がありますからご注意ください。
Q質札を紛失した場合、どうすれば良いですか?
A質屋に連絡のうえ、運転免許証などの身分を証明できる書類(現住所記載のもの)を持参すれば質札を再発行します。

質流れについて

Q「質流れ(しちながれ)」とは何ですか?
A流質期限までに融資金の返済や利息の支払いがなく、預けた商品の所有権がお客様から質屋に移ることです。質流れとなった品物は、質屋が商品として販売することになります。それにより、お客様は品物を失いますが、ご本人の信用を落とすことなく借金をなくすことができます。
Q流質期限が過ぎると、返済の催促や借入金の取立てがあるのですか?
A預けた商品が自動的に質流れとなるだけで、質屋が催促したり取り立てを行ったりすることはありません。
Q自分から希望して質流しすることもできますか?
A「質入れした品物が要らなくなった」「返済の目途が立たないので品物はあきらめる」といった場合、流質期限を迎えてそのままにしておけば預けた品物は自動的に質流れとなります。その時点で借入金の返済義務はなくなります。
Q流質期限までに返済できず質流れしたら、ブラックリストなどに載って、再び質入れすることはできなくなりますか?
A質屋は、個人の信用ではなくあくまで品物を担保にしてお金をお貸しするので、流質期限までに元金の返済や利息の支払いができなければ品物は質流れしますが、ご本人の信用には影響しません。その後、別の品物を何度でも質入れできます。
Q質入している複数の品物の中で、不要になったものだけ質流れにすることはできますか?
A一部の品物だけを質流れにすることは可能です。ただし、買取りにしたほうが有利かもしれないので、その品物をお店に再査定してもらうと良いでしょう。