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グランドセイコー ファーストモデル J14070 希少なプリントロゴ文字盤 K14GF(金張り) 手巻 1960年 取説付 メンズ
¥1,065,000 (税込)
商品詳細
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- ブランド/メーカー
- セイコー
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- 名称
- グランドセイコー ファーストモデル プリントロゴ文字盤
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- REF/CAL
- REF.J14070 CAL.3180
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- タイプ
- メンズ
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- 駆動方式
- 手巻
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- 材質
- K14GF(金張り) *GP(金メッキ)とGF(金張り)の違いについて GP(金メッキ)は化学変化によって、素材に金を付着させたものです。GF(金張り)は金の層を高熱と圧力で素材に圧着させたものです。GF(金張り)は金の層がかなり厚いので、GP(金メッキ)と比べて、より金に近い質感が得られます。*この時計のケースは14金80ミクロンのGF(金張り)です。
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- 年式
- 1960年(041****)
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- ケース径(リュウズ除く)
- 約35mm
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- ベルト
- 社外品革ベルト/純正金メッキ尾錠 *社外品革ベルトは、古い感じのもので、ある程度使用感が見られます。現在では、あまり見ることのない、迫力のある形状の革ベルトです。グランドセイコーファーストに、よく合っていると思います。 *純正金メッキ尾錠は古いものです。グランドセイコーファーストとの組み合わせとしては正しい形状の尾錠のようです。
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- 付属品
- 取説 セイコーOH明細(2024/6) *グランドセイコーファーストモデルの取説は珍しいと思います。*OH明細について、「側型式番号」欄は「SSGS-SSGS」、「製造番号」欄は「R80032」と記載されています。これは、セイコーにも資料が残っていない古いモデルについて、このような表記になるようです。ちなみに「製造番号」欄には受付番号が記載されています。
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- コンディション
- アンティークとしては中古A
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- 状態
- *経年変化が見られますが、グランドセイコーファーストとしては、かなり綺麗なほうだと思います。
*グランドセイコーファーストとしては、摩耗により地が見えている部分は、かなり少ないほうだと思います。
*プラ風防はクリアな状態です。
*針は、酸化が見られますが、アンティークとしては、かなりきれいな状態です。
*文字盤は、経年変化が見られますが、見苦しい感じではなく、アンティークとしては、十分に良い状態だと思います。
*ムーブメントの見た目は、綺麗な状態です。
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- 保証
- 6ヶ月
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- 備考
- *プリントロゴ文字盤
*たいへん珍しい「プリントロゴ文字盤」です。ごく初期のモデルに見られるものです。グランドセイコーファーストの文字盤は、一般的には初期型の「彫り文字盤」、後期型の「アプライド(植字)文字盤」です。多く見られるのは、後期型の「アプライド(植字)文字盤」で、初期型の「彫り文字盤」は比較的珍しいとされています。さらに珍しいのが、ごく初期のモデルにのみ見られる「プリントロゴ文字盤」です。
*「プリントロゴ文字盤」は珍しいだけではなく、印刷の技術も素晴らしいと思います。たいへんシャープな印字になっていますので、吸い込まれるような凝縮感が感じられると思います。
*初期の文字盤は12時位置インデックスが2本のバーインデックスになっています。のちに一体化した1本のバーインデックに変更されています。よく見ないと分からない細かな部分です。変更時期はよく分かりませんが、「アプライド(植字)文字盤」のタイプは一体化したインデックスになっているものが多いと思います。
*1950年代後期~1965年頃迄の文字盤は、6時位置にマークが入っているものが多いです。マークは3種類あり、「SD文字盤」「ED文字盤」「AD文字盤」を示しています。グランドセイコーファーストは「SD(Special Dial)文字盤」が使われています。「SD(Special Dial)文字盤」は、金製のインデックスが使われています。尚、1960年代後期には6時位置に「亀戸セイコー」或いは「諏訪セイコー」のマークが入っているものが多くなります。
*針は初期が山剣型その後平剣型になります。この時計は初期の山剣型です。
*初期のリューズは、ギザギザが細かいようです。この個体のリューズはギザギザの細かいタイプです。取説の画像も、ギザギザの細かいリューズのようです。
*裏蓋の獅子のマークは2種類ありますが、この個体は初期型です。
*プラ風防 スナップバック
*25石 耐震装置 保油装置 平ヒゲゼンマイ スムーステンプ 18,000振動 秒針規制装置
*ムーブメントは、一見、4箇所に耐震装置が付いているような感じです。てんぷ以外の3箇所に付いている耐震装置のようなものは保油装置です。
*文字盤にクロノメーターの表記がありますが、スイスクロノメーター検定協会の検定を受けたものではないので正確にはクロノメーター同等品ということになります。クロノメーター表記については、1966年頃にスイスからクレームがあり、それ以降、数年間セイコーの製品に「クロノメーター」の表記はなくなります。1970年頃には、日本クロノメーター検定協会が業務を開始しますが、やがてクォーツの時代となり「クロノメーター」という称号の重みはなくなりました。