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オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル 310.30.42.50.04.001 手巻 SS 保証書(2025/7) 【極上美品】メンズ
¥1,118,000 (税込)
商品詳細
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- ブランド/メーカー
- オメガ
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- 名称
- スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル
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- REF/CAL
- REF.310.30.42.50.04.001 CAL.3861
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- タイプ
- メンズ
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- 駆動方式
- 手巻
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- 材質
- SS
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- 年式
- 保証書の日付は2025年7月
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- ケース径(リュウズ除く)
- 42mm(カタログ値) *1967年頃から続いているスピードマスターの伝統的なサイズです。カタログ値はリューズを含まない最大幅です。尚、ベゼル径は実測で約39.7mmです。見た目は40ミリくらいの時計といったところでしょうか。
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- 腕周り
- 20cmくらい迄(フルコマ) *ワンタッチ微調整機能付ですので、工具などを使うことなくブレスの長さを約2.5mm調整できます。11枚目の4分割画像をご参考になさってください。
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- ベルト
- ブレスタイプ
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- 付属品
- 外箱 内箱 取説 保証書カード(2025年7月 国内正規) マスタークロノメーター証明カード ピクトグラムのカード 冊子(LEGENDARY MOONWATCH) *気が付きにくいのですが内箱は携帯用ケースが内蔵されています。なかなか良いアイデアだと思います。12枚目の4分割画像をご参考になさってください。
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- コンディション
- 極上美品
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- 状態
- *保証書の日付から5日ほどで当店に入荷した新同品です。ブレス調整はされていましたが、小キズも非常に少なく、ほぼ使用感もない極上美品です。未研磨です。
*当然のことながら、サファイアガラス風防にキズはなく、ブレスのヨレはありません。
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- 保証
- 「当店6ヶ月保証」ですが「2025年7月**日~5年間のメーカー保証」も付いています。
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- 備考
- *白文字盤
*文字盤インデックスと針はルミノバ夜光
*独特のガラス質の質感が感じられる文字盤です。
*文字盤は凝った作りになっています。ルーペで観察しますとロゴや数字等の印字の影が見られます。ベースの白文字盤とガラス質の透明素材の二重構造になっています。4枚目の拡大画像をご参考になさってください。ガラス質の透明素材については、張り合わせなのかコーティングなのかはよく分かりませんが、ある程度、厚さのあるコーティングの可能性が高いと思います。
*参考税込定価 1,254,000円
*丸みを帯びたサファイアガラス風防 シースルースクリューバック 5気圧防水仕様
*26石 オメガ独自の耐震装置 シリコン製平ひげぜんまい ミーンタイムスクリュー付てんぷ フリースプラング緩急調整方式 21,600振動 カム式 最大約50時間のぜんまい持続時間 秒針(スモセコ)停止機能 コーアクシャル脱進機 15,000ガウスもの耐磁性能 マスタークロノメーター
*最近のオメガでは特に珍しいものではありませんが、15,000ガウス以上の耐磁性能を持っています。これはロレックスのミルガウス(1000ガウス「約8万A/m」)の15倍以上の耐磁性能になります。単位をA/mに換算すると約120万A/m超となり、IWCのインヂュニア50万A/m仕様と比べても2,4倍以上の耐磁性能です。ムーブメントを磁気から守るという発想ではなく、磁気の影響を受けないムーブメントを開発したということのようです。カタログ値は15,000ガウスとなっていますが、もはや数字にはあまり意味がないようです。
*現在のオメガは、マスタークロノメーター仕様のモデルが多いです。「マスタークロノメーター」とは2度の厳しいテスト環境で、日差が0~+6秒以内に収まっている時計に与えられる称号です。実使用時はこの範囲を超えることがあるかもしれませんが、試験内容はかなり厳しいと思います。「マスタークロノメーター」はオメガ独自の称号かもしれませんが、試験は、スイス クロノメーター検定協会(COSC)と、スイス連邦計量・認定局(METAS)で行なわれます。まず、一般的なCOSCクロノメーター検定をパスする必要があります。試験内容を簡潔に言えば、5つの姿勢、3つの温度、15日間、です。この検定を通過した時計について、更にMETASの定める8つのテスト(強力な磁場、2つの温度、6つの姿勢、ゼンマイ残量100%時と33%時の比較、他)をパスする必要があります。
*CAL.3861は2019年に開発されたムーブメントです。NASAの月面着陸プロジェクトに携帯されたスピードマスターに搭載されたCAL.861は、1968年に開発されましたが、その後、約50年に渡り基本的には同じ構造でした。約50年の間の、主な変更といえば、1996年にプレートのメッキが金からロジウムに変更されCAL.1861になったくらいでしょうか。それだけ完成度の高いムーブメントだったのだと思いますが、2019年には大幅な改良が加えられました。主な改良点は、緩急針による精度調整からフリースプラング精度調整方式への変更、通常のひげぜんまいからシリコン製ひげぜんまいへの変更、通常の脱進機からコーアクシャル脱進機への変更、ノンクロノメーターからクロノメーターへの精度向上、秒針(スモセコ)停止機能無しから停止機能有りへの変更、等です。また、CAL.1861の裏スケ用CAL.1863に比べて、CAL.3861は仕上げにコストがかけられていると思います。十分に見ごたえのある美しい仕上げが施されていると思います。
*2019年に開発されたCAL.3861は、1968年から続いているCAL.861らしさが尊重されていると思います。プッシュボタンの押し心地や、ストップウォッチを作動させた時の、クロノ針の若干の針飛びといった特徴も引き継がれています。更に、コーアクシャルは25,200振動が多いのですが、わざわざ従来の21,600振動が採用されています。
*白文字盤に赤いロゴが印象的なモデルです。これは1969年の「アラスカプロジェクト」からインスピレーションを得たものだそうです。「アラスカプロジェクト」とは、オメガがNASAからの依頼を受け、宇宙での過酷な温度変化に対応するスピードマスターを開発する目的で立ち上げたプロジェクトです。オリジナルモデルは、1970年代初期のプロトタイプ(試作品)で、白文字盤に赤い針が印象的でした。オリジナルの試作品は、熱の反射を考慮して酸化亜鉛コート処理された白文字盤になっています。積算計の針は、方向を明確にして読み取りミスを減らすため扇型の独特の形状になっています。結局、従来のスピードマスターで十分だということで、この試作品は実際に使われることはありませんでした。試作品のひとつが2007年アンティコルムオークションに出品され、当時の日本円に換算して約650万円もの金額で落札されました。これを記念して2008年に1970本限定で復刻モデルが発売されました。ネットで「オメガ アラスカ」で画像検索しても表示されるのは、ほとんどが2008年の復刻モデルですので、オリジナルの試作品は幻のモデルといったところでしょうか。