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オメガ スピードマスター 5th 下がりr ステップダイヤル(段付文字盤) REF.145.022 CAL.861 手巻 SS 1974年頃 メンズ アンティーク
¥658,000 (税込)
商品詳細
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- ブランド/メーカー
- オメガ
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- 名称
- スピードマスター 5th 下がりr ステップダイヤル(段付き文字盤)
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- REF/CAL
- REF.145.022-74 CAL.861
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- タイプ
- メンズ
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- 駆動方式
- 手巻
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- 材質
- SS
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- 年式
- おそらく1974年(321*****) *裏蓋内側に「145022-74 ST」の表記があります。
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- ケース径(リュウズ除く)
- 約42mm(ベゼル径は約39,5mm)
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- 腕周り
- 15.5cm~18.5cmくらい迄 *取り外し可能なコマは全て外されている状態なので、クラスプの穴の位置のみでの調整になります。ピン無しのコマが1コマ付属しています。ピンが入手できればあと5ミリほど延長可能です。ブレスは劣化が進んでいるように思われますので、日常使用は革ベルトのほうが無難かもしれません。
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- ベルト
- 純正SSブレス *ブレス No.1171/1 FF No.633 *ある程度古いものだと思いますが、元々このモデルに付いていたものではなく補修用の汎用ブレスです。
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- 付属品
- 1コマ(ピン欠品) 社外品革ベルト/純正SS尾錠(最近のもの) シーホースのピンバッジ(元々この時計に付属していたものではありません)
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- コンディション
- この年代のスピードマスター5thとしては中古A-
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- 状態
- *この年代のスピードマスター5thとしては、まずまずの状態だと思いますが、9時側ケース側面から見ると、若干気になる打ちキズがあります。裏蓋にも打ちキズがあります。
*プラ風防はクリアな状態です。
*文字盤と針のトリチウム夜光は退色しています。明るい所から暗い所へ持っていくと、文字盤インデックスは、ぼんやりと光る状態です。針は比較的よく光る状態です。針、文字盤共に数分後には光らなくなります。劣化したトリチウム夜光で、このような反応を示すものが時々見られます。古めの時計に多いようです。劣化したトリチウム夜光はわずかな蓄光性を持っている場合があるということでしょうか。
*針の白塗装は補修されていますが、古い時計としての味わいは十分に保たれていると思います。古いスピードマスターの針の塗装剥がれや、塗装剥がれの補修はやむを得ないと思います。
*ブレスは年代相応のヨレが見られます。ブレスは劣化が進んでいるように思われますので、日常使用は革ベルトのほうが無難かもしれません。
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- 保証
- 6ヶ月
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- 備考
- *黒文字盤
*トリチウム夜光
*プラ風防 スクリューバック
*17石 インカブロック耐震装置 21,600振動 スムーステンプ 平ひげゼンマイ カム式 秒針停止機構なし
*スピードマスター5thは1968年~1990年頃までの製造になります。メダルが埋め込まれたような感じの裏蓋のデザインは、スピードマスターでよく見かけるものですが、これは1971年モデルが最初で、それ以前の裏蓋はつるっとした感じです。また、初期のモデルは文字盤外周部分が段付きのステップダイヤルになっています。ステップダイヤルは、「145.022-68」~「145.022-71」までのモデルに多く見られることから、1971年迄と言われることがあります。しかしながら「145.022-71」は1971~1973年モデルと思われますので、ステップダイヤルは1973年までのモデルに多く見られる文字盤ということが出来ると思います。さらに、この個体のように「145.022-74」の初期のモデルにもステップダイヤルが存在します。従って、ステップダイヤルは1974年迄、存在した文字盤ということが出来ると思います。
*「145.022」の「69」「71」といったサブリファレンスは必ずしも製造年を示している訳ではないようですが、規則性はあると思います。おそらく次のようになっていると思われます。
「145.022-68」1968年
「145.022-69」1969年~1970年
「145.022-71」1971年~1973年
「145.022-74」1974年~1975年
「145.022-76」1976年~1977年
*「145.022-74」は前期型と後期型に分類することが出来るかもしれません。この個体のムーブメントの製造番号は321*****で、ステップダイヤルになっている前期型ということが出来ると思います。328*****では既にステップダイヤルではないものも存在しますので、「145.022-74」のステップダイヤルは数が少ないのかもしれません。
ちなみに316*****では「145.022-71」のステップダイヤルがありました。328*****の「145.022-71」ステップダイヤルもありました。
1970年までに製造されたムーブメントを使って製造した製品について、出荷時期によって「145.022-71」「145.022-74」として出荷したと考えれば、つじつまは合うと思います。
「145.022-74」は、35******や、39******も存在します。これらのムーブメントは1975年までに製造されたムーブメントと思われますので、「145.022-74」は1974年~1975年モデルとして、考えることが出来ると思います。
*オメガの場合、製造番号による製造年代の推定はムーブメントの製造時期としては比較的正確なのかもしれませんが、製品として製造された時期については幅を持って推定する必要があると思います。例えば、1985年限定モデルでは(4822****)、(4713****)、1989年限定モデルで(4825****)、1998年限定モデルで(4836****)、が存在します。1980年代中期に製造されたムーブメントが長く使われていたということだと思います。