時計 時計 ロレックス 時計 カルティエ
商品詳細
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- ブランド/メーカー
- カルティエ
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- 名称
- マストタンクLM
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- タイプ
- メンズ *当時のメンズサイズですが、現在の基準では、小ぶりなサイズですので、男女兼用のミディアムサイズといったところでしょうか。
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- 駆動方式
- 手巻
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- 材質
- 金メッキ *925シルバーに20ミクロン厚さのYG金メッキを施したものです。これは「ヴェルメイユ」と呼ばれています。
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- 年式
- おそらく1980年代前期
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- ケース径(リュウズ除く)
- ケース幅 約23.5mm
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- ベルト
- 社外品革ベルト/純正金メッキ尾錠
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- 付属品
- リシュモンジャパンOH見積書(2023年10月) *実際のOHは当店提携修理店にて行ないました。(2024年5月)
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- コンディション
- 年代を考慮すれば中古A
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- 状態
- *年代を経た経年変化や劣化が見られますが、年代を考慮すれば、かなりきれいな状態だと思います。
*小キズが見られますが、肉眼で気になる感じではないと思います。メッキの状態は良好です。
*ミネラルガラス風防に気になるようなキズはありません。
*ルーペと反射光で、文字盤を詳細に観察しますと、多少クラックが見られます。ルーペでも比較的見つけにくいものなので、肉眼ではわからないと思います。
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- 保証
- 6ヶ月
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- 備考
- *当時のタンクは、確か「非防水」だったと思いますので、水しぶき、汗、等の湿気にはご注意ください。
*艶のある黒文字盤
*やや丸みを帯びたミネラルガラス風防 4箇所ビス止めの裏蓋
*腕時計に使われるガラスの材質は「サファイアガラス」と「ミネラルガラス」があります。サファイアガラスのほうが高価とされていますが、現在では3万円程度の普及品でもサファイアガラスが使われており、ほとんどの時計にはサファイアガラスが使われています。
*タンクにつきましては、定価200万円程の高価な現行モデルでも、あえてミネラルガラスが使われていたりします。ミネラルガラスでなければ表現できない、タンクの味わいがあるのでしょうか。尚、ミネラルガラスはサファイアガラスよりキズが付きやすいとされています。少し注意したほうが良いのかもしれませんが、気にしすぎる必要はないと思います。
*CAL.78/1(ETA2512-1ベース) 17石 インカブロック耐震装置 平ひげぜんまい スムースてんぷ 21,600振動
*1970年代~1980年代にかけての、タンクの手巻には、主に3種類のムーブメントが使われていたようです。*CAL.78/1(ETA2512-1ベース)21,600振動、CAL.21(フレデリックピゲベース)21,600振動、CAL.96(フレデリックピゲ)18,000振動
*金メッキモデルには比較的安価なCAL.78/1(ETA2512-1ベース)21,600振動、18金モデルには高価なCAL.21(フレデリックピゲ)21,600振動という使い分けがされていたと思います。CAL.96が搭載されたモデルはかなり少ないと思いますが、チラネジてんぷ 18,000振動の古典的なムーブメントです。尚、CAL.21はパテックフィリップのCAL.175やCAL.177のベースムーブメントのようです。
*タンクウォッチの起源は1917年にまで遡ります。1917年にルイカルティエはタンクウォッチを創り、1919年にタンクウォッチを発売しました。「タンク ルイ カルティエ」はタンクシリーズの原点とされています。1920年代のごく初期のタンクは、現在、一般的にイメージされる標準的なタンクとはケースの比率や形状がやや異なります。いつ頃から現在のような標準的なタンクと、同じような形になったのかについては、よくわかりませんが1945年頃のモデルで、標準的なタンクとよく似た雰囲気のものが存在します。標準的なタンクは1980年代頃までは手巻モデルが存在しますが1990年頃からはほとんどクォーツになりました。手巻ムーブメントについては、1960年代頃まではルクルトやEWCが使われていたようです。尚EWCと比較的最近創業の時計メーカーECWは関係ありません。