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ロレックス デイトナ 16523 自動巻 コンビ 2000年頃(P番) ギャラ付 日ロレOH(2024/9) CAL.4030(エルプリメロベース) メンズ
¥2,980,000 (税込)
商品詳細
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- ブランド/メーカー
- ロレックス
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- 名称
- デイトナ
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- REF/CAL
- REF.16523 CAL.4030(ゼニス社エルプリメロベース)
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- タイプ
- メンズ
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- 駆動方式
- 自動巻
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- 材質
- コンビ(SS/YG)
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- 年式
- 2000年頃(P番 P112***)
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- ケース径(リュウズ除く)
- 40mm(カタログ値)
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- 腕周り
- 19.5cmくらい迄(フルコマ)
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- ベルト
- FF一体型コンビ(YG/SS)ブレス(78393A) *クラスプに「X12」の表記があり年代的に一致したものが付いています。ある推定表によりますと、「X」1999年、「AB」2000年となっていますが、多少前後する場合があります。
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- 付属品
- 内箱 保証書(2000年5月 香港 国番号888) 日本ロレックスオーバーホール明細とサービスカード(2024年9月)
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- コンディション
- 年代を考慮すれば中古A+
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- 状態
- *2024年9月に日本ロレックスにて、磨きを含まないオーバーホール済です。
*多少の小キズが見られますが、約24年も経過した個体としては比較的、使用感の少ない印象です。
*ノンポリッシュかどうかは分かりませんが、このモデル本来の雰囲気がよく残っている個体だと思います。
*日ロレのOHは、リューズとチューブが交換される場合が多いのですが、この個体の作業内容は「オーバーホール」のみです。日ロレの厳格な基準でも、この個体のリューズやプッシャーの状態は良好なのだと思います。尚、日ロレの「オーバーホール」の基本メニューの内容は、以前と比べて多少、変更されているようです。以前は一部の内装パーツ交換のみ基本メニューに含まれていたと思いますが、現在ではチューブの交換も基本メニューに含まれているそうです。この個体も明細には記載されていませんが、チューブは交換されています。
*サファイアガラス風防にキズはありません。6時位置の王冠の透かしが入っていないタイプですので、当時のままです。
*ブレスは、多少ヨレが感じられる程度です。
*画像では金の部分の変色が、若干気になるかもしれませんが、実際よりも、やや強調されて写っている感じです。実際に見た感じでは、さほど気になる感じではないと思います。長期間経過した金の表面的な変色はやむを得ないものです。軽い研磨で除去できるのですが、今回の日ロレOHでは、洗浄のみで、磨きはあえて行なっていません。
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- 保証
- 「当店6ヶ月保証」ですが「2024年9月9日~2年間のメーカー修理保証」も付いています。 *ムーブメントの画像については、メーカーOH前に撮影したものですので、メーカー保証に影響することはありません。
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- 備考
- *黒文字盤
*ルミノバ夜光(ロレックスの夜光は1998年頃から、トリチウムからルミノバに変更されています。)
*31石 キフ耐震装置 ブレゲひげぜんまい マイクロステラナット付てんぷ フリースプラング緩急調整方式 28,800振動 コラムホイール式 秒針(スモセコ)停止機能なし
*16523等、五桁のデイトナはゼニス社エルプリメロベースのムーブメントが使われています。エルプリメロは、1969年9月に発表されました。自動巻のクロノグラフムーブメントとしては世界最初期の発表です。マイナーチェンジを繰り返しながら現在も製造され続けている伝説的なムーブメントです。それを更にロレックスがチューンナップしたものが、CAL.4030です。今となっては、たいへん貴重なクロノグラフムーブメントと言えるのではないでしょうか。主な改良点は36,000振動から28,800振動への変更、緩急針による精度調整からマイクロステラナット付てんぷによるフリースプラング方式への変更、平ひげぜんまいからブレゲひげぜんまいへの変更等です。ロレックスは1960年代頃から現在に至るまで主要なムーブメントについては、「フリースプラング緩急調整方式」と「ブレゲひげぜんまい」にこだわり続けている数少ないメーカーです。エルプリメロを自社製品に搭載するにあたっても、「フリースプラング」と「ブレゲひげぜんまい」というロレックスの伝統は妥協できない部分だったのだと思います。近年ではフリースプラング方式を採用するメーカーも増えてきましたが、ひげぜんまいは「平ひげぜんまい」が主流です。平ひげぜんまいで十分ということなのだと思いますが、性能を厳密に比較すると、ブレゲひげぜんまいの方が有利なのでしょうか。ちなみに、かつて超高精度を誇った、グランドセイコー天文台クロノメーターは平ひげぜんまいでした。
*CAL.4030(エルプリメロベース)と、自社開発のCAL.4130や改良版のCAL.4131を比べてみた場合、やはり正常に進化しているのだと思います。水平クラッチ式のCAL.4030(エルプリメロベース)はクロノ作動時にクロノ秒針の針飛びが見られることがありますが、自社開発のCAL.4130やCAL.4131は垂直クラッチ式で、クロノ作動時のクロノ秒針の針飛びはありません。尚、プッシュボタンの押し心地は同じような感じだと思います。パワーリザーブは52時間から72時間へ改善しています。部品点数はかなり削減されているようで、メンテナンス性と信頼性が向上しているようです。デイトナのムーブメントを見る機会は少ないと思いますが、趣味性という意味では、CAL.4030(エルプリメロベース)の見た目の複雑で美しい感じも捨てがたい魅力があると思います。