商品詳細

• ブランド/メーカー

  カルティエ

• 名称

  パシャ ドゥ カルティエ 42ミリ

• REF/CAL

  REF.WJ1202M9

• タイプ

  メンズ

• 駆動方式

  自動巻

• 材質

  K18WG

• 年式

  保証書の日付は2005年12月

• ケース径(リュウズ除く)

  42mm(カタログ値)

• 腕周り

  18cmくらい迄

• ベルト

  ブレスタイプ

• 付属品

  外箱 内箱 取説 保証書の冊子(2005年12月 国内正規)　*枕は劣化しています。

• コンディション

  中古A＋

• 状態

  *多少の小キズが見られますが、気になるような打ちキズ等はありません。約20年前の金無垢ブレス付の時計としては、使用感の少ない印象のパリッとした個体です。
  *ガラス風防にキズはありません。
  *ケース痩せが気になる感じではありません。
  *ブレスのヨレは気にならない程度です。約20年前の金無垢ブレスとしては申し分のない状態だと思います。

• 保証

  6ヶ月

• 備考

  *シルバー文字盤
  *ダイヤベゼル
  
  *税込参考定価は、はっきりしないのですが670万円弱と思われます。
  
  *蓋付リューズを備えるなど、水に強そうな時計に見えるかもしれませんが、30m防水(日常生活防水)です。日常生活において、ちょっと水がかかってしまっても大丈夫といった程度の防水性能とお考え下さい。
  
  *6箇所ビス止めの裏蓋
  *28,800振動
  
  *重さが234.7gもある時計です。ガラスやムーブメント等の重さを考慮しない18金の重さとしては210～220gくらいでしょうか。金価格が高騰している中で、これだけ重いと、金としての価値でもかなりの金額になります。時計としての価値と、重さのあるキヘイブレスのように装飾品として楽しめる金としての価値を併せ持った時計と言えるかもしれません。
  
  *カルティエ公式ウェブサイトによりますと「パシャ ドゥ カルティエ」の最初のモデルは1985年です。それ以前の公式の情報は見つからなかったので、カルティエでもはっきりしたことは分からないのでしょうか。パシャの歴史は、概ね次のようになると思います。
  *1930年代前期の角型防水時計「タンクエタンシュ」は、カルティエが写真資料のみ所有しているようです。実物は現存しないようです。見た感じでは「タンクアビス」に雰囲気が少し似ているかもしれません。
  *1943年スペシャルオーダーの防水時計をカルティエが所有しているようです。このモデルは現在のパシャによく似ています。
  *流れとしては1930年代の防水性能の低い角型防水時計ではなく、プールで泳いでも大丈夫な防水性能の高い時計を、誰かが特別に注文したものが1943年のスペシャルオーダーと考えるのが自然かもしれません。
  *上記2本の時計がパシャの起源に深く関係しているものだと思いますが、モロッコの太守(パシャ)のエル・ジャヴィ公がどのように係わっていたのかが今一つはっきりしないということでしょうか。
  *尚、1943年のスペシャルオーダーの時計はグリッドと蓋付リューズを備えていました。文字盤のデザインや質感も含めて1990年代によく見かけた18金のパシャに、雰囲気がとてもよく似ていると思います。現行製品ではCRWGPA0019が割とよく似ているかもしれません。
  *当モデルも1943年モデルの雰囲気が感じられます。
  *大胆でありながらも、昔も今も変わらない古くならないデザインのモデルを数多く所有しているカルティエの想像力は素晴らしいと思います。