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ロレックス オイスタークォーツ 17013 コンビ N番 保証書(1996年11月) 日ロレOH(2025年7月) メンズ
¥1,028,000 (税込)
商品詳細
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- ブランド/メーカー
- ロレックス
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- 名称
- オイスタークォーツ
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- REF/CAL
- REF.17013 CAL.5035
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- タイプ
- メンズ
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- 駆動方式
- クォーツ
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- 材質
- コンビ(SS/YG)
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- 年式
- 1990年代中期 *シリアルNoは(N484***)「1991年推定」、ブレスのクラスプコードは(R12)「1993年12月推定」、保証書の日付は(1996年11月)です。1991年頃にケースが製造されシリアルナンバーが打ち込まれ、1994年初めにブレスが装着され、製品として完成したということかもしれません。必ずしも売れ筋モデルではないので、在庫の期間が多少長くなり、販売店で売れたのが1996年11月ということかもしれません。
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- ケース径(リュウズ除く)
- 35ミリ
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- 腕周り
- 18.5cmくらい迄
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- ベルト
- ブレス一体型(17.013 B 18)
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- 付属品
- 外箱 内箱 保証書(1996年11月 スイス[国番号 010])日本ロレックスオーバーホール明細とサービスカード(2025年7月) *サービスカードの内容確認には、NFC機能が搭載されたスマートフォンが必要です。*箱は後の時代のものです。また、枕はこの箱の枕とは別のものが入っています。
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- コンディション
- 17013としては中古A+
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- 状態
- *2025年7月、日本ロレックスにてオーバーホールを施しました。その際、文字盤、針、リューズが交換されています。
*文字盤と針の夜光はルミノバです。この個体の夜光は、本来トリチウムですが、夜光の面積が小さいので、ほとんど気にならないと思います。
*今回の日ロレOHでは、磨きは施しませんでしたが、小キズは少ない状態です。
*ノンポリッシュではありませんが、年代を考慮すれば、十分にパリッとした、程度の良い中古です。
*サファイアガラス風防にキズはありません。
*ブレスのヨレは少ないです。
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- 保証
- 「当店6ヶ月保証」ですが「2025年7月9日~2年間のメーカー保証」も付いています。 *ムーブメントの画像は、日ロレOH前に撮影したものです。メーカー保証に影響することはありませんので、ご安心ください。
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- 備考
- *シャンパン文字盤(2025年7月、日ロレOH時に交換)
*ルミノバ夜光
*サファイアガラス風防 ねじ込式リューズ
*ブレス一体型の独特の角ばったデザインのルーツは1970年発表のロレックス初のクォーツモデル(REF.5100)にまで遡ることができます。ロレックス公式ウェブサイトでは1969年となっていますが、世界初のクオーツウォッチ、セイコーアストロンが1969年12月25日発売ですので、誤記載です。或いは1969年にデザインは完成していたということでしょうか。一般的によく知られているオイスタークォーツのスタイルは1974年に確立されました。1974年のモデル(REF.1630)は自動巻でした。オイスタークォーツREF.17013は1977年頃発表と言われています。2000年頃まで製造されていたようですので、人気がないモデルの割には大変息の長いモデルだったようです。CAL.5035は他にはない独創的な構造のクォーツムーブメントですが、完成度の高いムーブメントだったのだと思います。
*オイスタークォーツの独特の角ばったデザインは、ロレックス社内で再評価されているようです。最新の高振動36,000振動、自動巻ムーブメントCAL.7135を搭載した2025年新作のランドドゥエラーはオイスタークォーツとよく似たデザインになっています。
*オイスタークォーツのデザインは、ジェラルドジェンタ氏が手掛けたと言われることもありますが、そうではないという説もあるようです。
*この時計に搭載されているクォーツムーブメントCAL.5035は、時を刻む音がかなり大きく、静かな部屋では時計を耳に近づけなくても聞こえるほどです。CAL.5035は見た目には大変美しいムーブメントですが、通常のクォーツとはかなり構造が異なっています。通常は機械式時計にのみ使われる、ヒゲゼンマイ、アンクル、ガンギ車に、少し似た形状のパーツが使われています。一般的なクォーツはステップモーター(コイル固定、永久磁石可動)の動きを直接歯車に伝えていますが、このムーブメントはステップモーター(コイル可動、永久磁石固定)の動きをアンクルのようなパーツを介してガンギ車のようなパーツに伝えています。ヒゲゼンマイのようなパーツは可動式コイルの動きを安定させながら電力を供給するために用いられているようです。CAL.5035は、一般的なクォーツムーブメントに使用されている永久磁石とは比べ物にならないほど大きな永久磁石が使われています。一般的なクォーツムーブメントのように永久磁石を可動式にすることが不可能になり、永久磁石を固定式とするためにこのような複雑な仕組みが必要になったのだと思います。なぜ、ここまでして大きな永久磁石を採用したのかについては、おそらく大きなトルクが必要だったのだと思います。このムーブメントはデイデイト用のベースにもなっていますので、曜日と日付の大きなディスクを0時に瞬時に切り替える必要があり、また大きくしっかりとした針を動かすことも必要です。見た目には機械式ムーブメントのような雰囲気も感じられて面白いと思います。
*尚、現在のクォーツは精度調整の出来ない論理緩急方式がほとんどですが、CAL.5055は精度調整が可能なトリマーコンデンサ方式です。精度もかなりよく月差3~6秒位が目安です。一般的なクォーツは月差15~20秒位です。グランドセイコー等、特別なものは月差1秒以下です。
*現在、ロレックスはクォーツモデルを製造していないので、オイスタークォーツは今となっては比較的珍しいモデルとなっています。