時計 時計 パテックフィリップ
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パテックフィリップ スクウェア SS 手巻 REF.1431 CAL.10-200 アーカイブ付 メンズ アンティーク
¥998,000 (税込)
商品詳細
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- ブランド/メーカー
- パテックフィリップ
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- 名称
- スクエア
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- REF/CAL
- REF.1431 CAL.10-200
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- タイプ
- メンズ *現在の基準からすると小ぶりなサイズです。
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- 駆動方式
- 手巻
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- 材質
- SS
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- 年式
- 1948年
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- ケース径(リュウズ除く)
- ケース幅 約27mm
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- ベルト
- 純正革ベルト/純正SS尾錠 *革ベルトも尾錠も後の時代のものです。
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- 付属品
- アーカイブ(2007年4月取得)
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- コンディション
- アンティークとして中古B+
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- 状態
- *ケース、裏蓋はある程度劣化が進んでおり裏蓋とケースの間に隙間が見られます。非防水ですので湿気等にはご注意ください。ケースのエッジは比較的しっかりしています。
*プラ風防は年代を考慮すればクリアな状態です。
*文字盤や針は小キズ、シミ等、経年変化が見られますが、年代を考慮すれば許容範囲だと思います。
*純正革ベルトと純正SS尾錠は後の時代のものです。ある程度使用感が見られます。
*裏蓋とケースの間に隙間が見られるのはマイナスポイントですが、内部のムーブメントはあまり影響を受けていないようです。年代を考慮すれば、かなり綺麗な状態です。
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- 保証
- 6ヶ月
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- 備考
- *元々、非防水の時計ですが、腐食等により裏蓋とケースの間に隙間が見られますので、更に注意して着用してください。尚、古いスナップバック式は裏蓋が緩くなってしまっているものがありますが、この個体の場合はしっかり閉まっていますので、その点はご安心ください。
*シルバー文字盤
*いわゆるエナメル象嵌の文字盤
*プラ風防 スナップバック
*耐震装置なし ブレゲひげぜんまい ちらねじバイメタル切りてんぷ 19,800振動 秒針規制なし
*チラネジバイメタル切りてんぷが使われています。チラネジバイメタル切りテンプは120年くらい前に開発されたもので1940年代頃まで使われていました。現在のテンワと異なりよく見ると2箇所切れている部分があります。バイメタルを使用しているので温度が上がるとテンワの直径がわずかに大きくなり、温度が下がるとテンワの直径がわずかに小さくなり、自動的に温度補正を行なうテンプです。たいへん面白い仕組みだと思います。のちに、高品質な素材が開発されチラネジバイメタル切りテンプは、すたれてしまいましたが、メカニカルな方法による先人の問題解決の知恵は素晴らしいと思います。
*このモデルのムーブメントにジュネーブシールの刻印はありませんが、1940年代のパテックはジュネーブシールの刻印がないものが一般的だと思います。ざっと調べてみたところ、1951年製で刻印あり、1953年製で刻印なしが確認できました。ほとんどのモデルに刻印が入るようになるのは1950年代半ば頃からだと思います。
*アーカイブの「Date of sale」は「メーカーから販売店への出荷日」なのか「販売店が顧客に販売した日」なのか判断に迷うところですが、「メーカーから販売店への出荷日」になります。但し、年代によって異なる基準が用いられている可能性がないとは言えないかもしれません。
*1940年代のパテックのSSモデルは珍しいものです。当時のパテックフィリップにとって、SS素材がどのような位置付けだったのか、については、今となってはわからないことが多いです。当時からSS素材は、ステイブライトのような高品質なものでも、18金より遥かに安価でした。製品としての販売価格も18金のほうが高価であったと思われます。パテックの場合、同じ型番でもSSはK18の半額くらいの価格設定であったと思われます。・戦後の素材不足、・金より硬くて堅牢な素材を好む一部の顧客への対応、・高級時計としてこれまでにない素材を用いることより高級時計の新しい世界を表現する、等の状況が複雑に絡み合い少量だけ製造されたということかもしれません。
*裏蓋内側には「ACIER INOX」の表記が見られます。「ステンレス」の表記になりますが、実際はステイブライト(Staybrite)のような最高級SS素材であったと思われます。
















