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  • オリエント  オリンピアカレンダー 三角時計 1960年代  金張り/SS裏蓋 手巻  W29842  メンズ アンティーク
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オリエント オリンピアカレンダー 三角時計 1960年代 金張り/SS裏蓋 手巻 W29842 メンズ アンティーク

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商品詳細

  • ブランド/メーカー
    オリエント
  • 名称
    オリンピアカレンダー 三角時計
  • REF/CAL
    REF.W29842
  • タイプ
    メンズ
  • 駆動方式
    手巻
  • 材質
    金張り(O.G.F)/SS *GP(金メッキ)とGF(金張り)の違いについて、GP(金メッキ)は化学変化によってある金属に金を付着させたものです。GF(金張り)は金の層を高熱と圧力で素材に圧着させたものです。GF(金張り)は金の層がかなり厚いので、より金に近い質感が得られます。*金張りは「O.G.F」と表記されることがありますが、「O」が何を意味しているのかについては分かりません。「GF」は「Gold Filled」です。
  • 年式
    1960年代前期から中期
  • ケース径(リュウズ除く)
    ケース幅 約31mm
  • ベルト
    社外品革ベルト/社外品金メッキ尾錠
  • 付属品
    なし
  • コンディション
    アンティークとしては中古B+
  • 状態
    *古い時計として見ても、若干キズが多めですが、古い時計としての味わいは十分に保たれていると思います。
    *金張りは所々に摩耗や、剥がれが見られますが、古い時計として見た場合、見苦しいというほどではないと思います。
    *プラ風防はまずまずの状態だと思います。
    *文字盤と針は年代を考慮すれば良い状態だと思いますが、文字等は薄くなっています。
    *ゼンマイを巻く時、時々バリッという音がします。古い時計に時々見られる症状です。時々、使用する程度でしたら実用上は問題ないと思います。日常的に毎日使用する場合は少しずつ症状が悪くなるかもしれません。
    *ムーブメントの見た目はまずまずの状態です。
  • 保証
    6ヶ月
  • 備考
    *艶のある黒文字盤ですが、少し色あせています。

    *プラ風防 スナップバック

    *19石 耐震装置 平ひげぜんまい スムーステンプ 18,000振動 秒針停止機構なし
    *日付早送り機構はありませんが、午後8時~0時の間を針の順送り逆戻しを繰り返すことにより日付を進めることが出来ます。

    *オリエントの三角時計は、ハミルトン「ベンチュラ」(1957年に発売された世界初の電池式腕時計)の影響を強く受けたデザインと思われます。しかしながら、意外と安易なモノマネといった雰囲気は感じられないと思います。しっかりと作り込まれており見応えのある時計に仕上がっています。
    *おそらく、当時のオリエントのデザイナーは、ハミルトン「ベンチュラ」にインスピレーションを得て、ラウンドでもトノーでも角型でもない、三角という新しいケース形状にチャレンジしたのかもしれません。
    *ちなみに、ハミルトン「ベンチュラ」は電池式といってもクォーツではなく、電磁テンプ式という珍しい駆動方式の時計でした。電磁テンプ式は、テンプがステップモーターのような働きをしている方式です。ムーブメントの見た目は、機械式のムーブメントに電池が収められているような感じです。

    *オリエントの三角時計は色々な種類があります。発売時期は1961年頃からと言われています。耐震装置がなくチラネジテンプのモデルが存在しますが、これはおそらく最初期のものだと思います。この個体は耐震装置付きでスムーステンプですので1963年頃以降の製造かもしれません。

    *オリエントの三角時計は当時、どのような位置づけの時計だったのでしょうか。ハミルトン「ベンチュラ」は、当時の日本でも、かなり有名な時計で、その影響を受けた時計ということでしょうか。或いは、当時の日本ではハミルトン「ベンチュラ」はあまり知られていなくて、日本では、オリエントの三角時計は、オリエント独自のデザインの時計として認識されていたのでしょうか。