商品詳細

• ブランド/メーカー

  セイコー

• 名称

  ヒストリカルコレクション クオーツ アストロン　限定500本

• REF/CAL

  REF.SCQZ002(9F61-0A50)　CAL.9F61

• タイプ

  メンズ

• 駆動方式

  クオーツ

• 材質

  K18YG

• 年式

  2000年

• ケース径(リュウズ除く)

  ケース幅 約40mm

• ベルト

  社外品革ベルト/純正K18YG尾錠　*社外品革ベルトの最大腕周りは17cmくらい迄です。革ベルトを交換する場合のラグ幅は19mmです。純正尾錠を使用する場合の尾錠幅は16mmです。

• 付属品

  なし

• コンディション

  中古A－

• 状態

  *多少の小キズが見られますが、十分にきれいな中古です。
  *ケース側面の鏡面部分のみ当店提携修理店にて磨きを行ないました。着用時は、十分に「中古A」のコンディションの時計として、お使い頂けますが、裏蓋は表面的な小キズが多少目立ちます。また裏蓋を固定している4本のネジの頭部が、少しキズが多かったので、磨いて綺麗にしました。ネジとしての機能に問題はありません。
  *サファイアガラス風防にキズはありません。

• 保証

  6ヶ月

• 備考

  *ざらざらした質感のシャンパン文字盤
  
  *やや丸みを帯びたサファイアガラス風防 4箇所ビス止めの裏蓋
  
  *2000年に限定発売された「セイコーヒストリカルコレクション」は全7種類で、そのうちの1本が「クオーツアストロン」です。他には、キングセイコー、鉄道時計、触読時計、ダイバー2種類、ローレル、がありました。
  
  *オリジナルのクオーツアストロン(35-9000)は、1969年に世界初のクオーツ式腕時計として発売されました。精度は月差3秒とも5秒とも言われていますが、機械式時計では実現不可能な驚異的な精度で、当時は衝撃的な出来事だったと思います。トヨタカローラが42万円の時代に、45万円で販売されていたそうです。尚、カレンダー付の派生モデルは1971年発売のようです。
  *オリジナルのクオーツアストロン(35-9000)に搭載されているムーブメントCAL.35SQは、灰色のプラスチックのカバーのような部分がありますが、その部分に、21枚のセラミック基板を収め、手作業でトランジスタ76個、コンデンサ29個などをハンダ付けしてハイブリッドIC(集積回路)として構成しています。当時のトップクラスの熟練工によって組み立てられたものですが、電子回路特有の美しさはあまり感じられず、苦労して作った手作りICといった感じのものです。尚、IC(集積回路)については、現在では飛躍的に技術が進歩して露光技術を応用して製造されているそうです。最新のiPhone等に搭載されているLSI(大規模集積回路)の線幅は3ナノメートルだそうです。コロナウイルスの直径が100ナノメートル前後と言われていますので、半導体製造技術の進歩は目を見張るものがあると思います。
  
  *オリジナルのクオーツアストロン(35-9000)は素晴らしいモデルですが、現在ではほどんど見かけなくなりました。2000年に復刻された当モデル「クオーツアストロン(SCQZ002)」はオリジナルモデルの雰囲気が良く再現されていると思います。搭載されているムーブメントCAL.9F61は1997年に開発され、現在も使われている息の長いムーブメントです。尚、2019年にもクオーツアストロンは復刻モデル(SBDX002(3X22-0AB0))が発売されていますが、こちらのモデルはGPS電波ソーラーです。このモデルに関しましては、オリジナルの雰囲気が再現されているというよりは、オリジナルモデルに似たモデルという感じだと思います。